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高額現金謝礼の座談会モニターに当選するコツとは?
受賞タイトル
【金賞】座談会という、もう一つの私のアクティビティ
もくじ
受賞者プロフィール
年齢:33歳
性別:男性
職業:会社員
未既婚:未婚
座談会に参加しようと思ったきっかけは?
私が座談会に参加しようと思った当時、毎日のように家と会社を行き来する生活を送っていました。そして「本業の仕事以外で、何か社会の役に立つことができないかな」と、日々今の自分に足りていないモノを模索していました。
そのような状況で、転機が訪れたのはたまたま見つけたブログで、一般の消費者が座談会という場を借りて企業の新商品開発に携われるという記事を見かけたことにありました。その座談会では、申し込みアンケートで選ばれた一般の消費者が4~6人集まり、企業や商品について意見を交わすというものでした。
私が面白いと思った点は、その座談会のためだけに集まった人同士で、且つ事前に何の打合せもなく話し合うという形式が、今までになく新しい事のように思いました。好奇心旺盛な私は、この座談会に参加すれば普段とは違った人達に出会うことができ、自分の考えを商品開発に生かすことができると考え、始めてみることにしました。
座談会に参加できるまで試行錯誤しました
当初は適当に申し込みアンケートに回答していました…
D style webで座談会に参加する場合、マイページ上にある申し込みアンケートに回答する必要があります。そして、申し込みアンケートでの回答した内容とその募集している人物像(対象者条件)が合致した方の中から座談会の候補者となる人が選ばれます。その後、候補者にD style webの方からメールや電話で、出席できる日の確認や内容確認が行われ、それに通過することができたら晴れて座談会に参加する事ができます。
この座談会の候補者は、アンケートに回答すれば誰でも選ばれるというもの(純粋な抽選ではない)ではなく、アンケートにきちんと回答し、自分の考えや思いをきちんと文章として書き示した人の中で選ばれるということです。
恥ずかしい話で申し訳ないのですが、私はアンケートモニターをやり始めた当初は、アンケート項目の多さや書かされる分量に圧倒されてしまい、アンケートを早く終わらせようと適当にチェックマークを付けたり、「特にない」といった回答をしていました。その結果、当たり前ですが座談会に選ばれることは1度もありませんでした。
座談会に参加できない理由を自分なりに考えてみた
申し込みアンケートを毎日こなしているのにも関わらず全く当選しないため、私の回答内容に問題があるのではないかと考えました。それもその筈で、D style webの方で申し込みアンケートの回答内容や入力した文章などを見て、この人なら座談会でちゃんと話してくれるという判断の下選ばれているからです。
このことに気付いた私は、申し込みアンケートを単にこなすスタイルから回答内容を重視するというスタイルにシフトしました。それ以来、アンケートは自分自身を映し出す鏡と思い、自分の思いや考えを分かりやすい文章で伝わるよう心掛けるようにしました。
またこの頃から、何の目的でその案件があり、主催者側はどんな事を調査したいのか、その事について自分なりに考えるようにしました。この点を意識するようになってからは、自分よがりな的外れな回答も少なくなり、読み手の事を配慮した文章が書けるようになってきたので、座談会に次第に呼ばれるようになりました。
毎回座談会の日程が決まると、私は楽しみができて嬉しいと思う反面、座談会ではどんなことを聞かれるのか、どんな人が来るのかと、少し落ち着かない気分になってしまいます。この気分は会場入りするまで続いてしまいますが、私は適度な緊張はいいことだと受け止めて会場入りをするようにしています。そして座談会では、まず軽く自己紹介をした後、議題となるテーマに話題が移っていきます。その後、実際に新商品を試し、その使い心地や感想をモニター同士で意見を交わしていくことになります。
座談会の参加で大事にしている3つのこと
ここで、私が座談会に出席した経験から、より自分の意見を座談会で反映するために大事にしている事を3つ紹介したいと思います。
1.他のモニターさんのご意見に流されない
私が座談会に慣れてない当時は、説得力があり話の上手いモニターさんの意見を聞いてしまうと、私の考えている意見が間違っているのではないかと、ついつい他のモニターさんの意見に同調してしまい、自分の意見を思うように伝えることができなかった経験があります。座談会では正解はなく、むしろ商品開発をする上では少数派の意見も必要とされるので、発言する際は自分の意見に加えて、なぜそう考えたのかを伝えるようにしています。
2.あまり一般的ではない言葉や話題を話す際は、補足説明を付け加えて話を始める
これは座談会に来ている司会者さんや他のモニターさんは、私とは違う分野で生活や仕事をしている人達で、かつ、初対面の相手だからです。そのため、親しい間柄の友人や同僚と話す要領で話してしまうと、発言内容が上手く理解してもらえなかったり、よく分からない意見ということで発言が埋もれてしまう結果となってしまいます。そのため、私が座談会であまり一般的でない言葉や話題を発言する時は、補足説明を加えて発言するようにしています。
3.必ず座談会終了後に振返りと反省をする
私は、座談会が終わると「あの時こう話しておけばよかった」、「もっとこう話していれば伝わったのではないか」と、度々後悔の念に駆られます。こういう場合は、終わった後にくよくよ考えていても仕方ないので、「何がいけなかったのか」、また、「何が自分に足りていなかったか」を自分なりに分析し、次回座談会呼ばれた時に生かすようにしています。
私にとって座談会とは…やりがいと社会貢献をしていると実感
座談会に出席するようになり、商品開発の舞台裏を垣間見ることができ、企業が陰ながらに努力している様子を見ることができました。一消費者として、商品開発の一端を担うことができてとても嬉しく思います。今では日常生活の中でちょっとした楽しみができました。
それは、たまたま立ち寄ったコンビニやスーパーで、私が参加した座談会のテーマとなった新商品が陳列棚に販売されていると、思わず「ニヤッ」としてしまいます。座談会のテーマで扱った商品を見かけるととても嬉しい気分になり、座談会で意見を交わしたことが頭の中で再び甦るからです。
また、自分が発言した事が少しでも商品開発に役立てていると再認識することができ、やっていて良かったとやりがいを感じる瞬間でもあります。この楽しみは座談会に出席した者のみが分かる醍醐味だと考えています。
そして、私が座談会に参加するようになり成長した点は、以前と比較して見ず知らずの人の前で話すことが苦ではなくなり、むしろ楽しむことができるようになったことです。振り返ってみると、この点が座談会を通して、一番成長することができた点だと感じます。今では座談会を通して社会貢献ができているという実感が、今の私にとって励みとなっています。