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図書カードで満たされる妻の優越感!心の贅沢とは?
受賞タイトル
【心の贅沢賞】ポイントの積み重ねが、「心の贅沢」に
もくじ
受賞者プロフィール
年齢:65歳
性別:男性
職業:パート・アルバイト
未既婚:既婚
アンケートで図書カード?
このアンケートサイトでアンケートを始めてから、かなり長くなると思います。世間でいう『贅沢』な体験ができるほど高額な金額を稼いだ気持ちはありません。職業柄(教師)、年に数か月残業のない時があります。そんな時に時間つぶしにアンケートを始めたのが始まりです。
私が中年に差し掛かった時、長男が都内の大学に進学しました。3月に長崎の空港に車で送り、ゲートを通る前に今までポイントでゲットしていた図書カードをポケットから出して渡しました。図書カードはかなりの枚数あったと思います。長男はびっくりしていましたが非常に嬉しそうな顔をしていました。帰りの車の中で次男・三男が「兄ちゃん、うれしそうだったね」と言ってたのを覚えています。一番嬉しかったのは妻だったようで、お願いなのか・強制なのかわかりませんが「お父さん、頑張ってゲットして!!」と言われました。
妻の満たされる優越感
当然次男・三男のときも同じように渡しました。進学・卒業しても、妻が手紙を送るたびに何枚かずつ入れていたようです。実は私は自分でゲットした図書カードを自分で使ったことはありません。かなりの本好きで必要だったんですが、図書カードが郵送されてくるたびに妻に中身を抜き取られていました。手紙の中に何枚かでも図書カード等を入れることは妻の優越感を満たしていたようです。
姑の智恵!?
その後は子供たちも次々と結婚しましたが、結婚するまでは同じように何枚か入れるのが楽しみだったようです。しかし子供たちが結婚すると妻の要望が変わりました。図書カードと商品券のどちらにするかをよく考えていました。後で分かったことですが、妻は子供の妻達に以前子供達の時と同じように商品券を入れていたようです。「やられた!」と思いましたが、さすが姑の智恵と敬服しました。妻達からお礼の電話が来ますので聞いていますが「大丈夫!お金使ってないよ。お父さんがアンケートでゲットしたものだから」と当たり前のように言っています。
度重なる「心の贅沢」
今回のテーマは『ポイントや謝礼でちょっと贅沢した体験談』ですが、物とか旅行とかの贅沢は一度もありません。しかし、私は「心の贅沢」を3回しました。妻は長年の積み重ねでかなりの回数「心の贅沢」をしてきているようです。手ぶらでは返さないという日本人の律儀な行動の表れかもしれませんが、何気ない妻の行為がどれだけ家族の中の「心の贅沢」になっていたことか。
ポイントの積み重ねは「心の贅沢」の積み重ねでした。私のアンケートによる地道な行動は決して無駄ではありませんでした。幸せな家庭・家族につながっています。今は定年した非常勤講師なので、スキマ時間が沢山あります。今まで以上にこまめにアンケートに回答して、さらに贅沢を重ねようかと思います。