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ヘアカラー調査で考え方がガラリと変わった思い出!?
受賞タイトル
【銅賞】明るい一歩
もくじ
受賞者プロフィール
性別:女性
年齢:56歳
職業:無職(定年退職含む)
未既婚:離婚・死別
何気ない質問、私にとっては一つ一つ自分と向き合うことに…
1番記憶に残っているのは、ヘアカラーについての調査です。「これまでカラーをしたことがあるか?」「どれくらいの頻度で?」「今の髪の状態は?」など答えていきました。何気ない質問ばかりかもしれません。でも私にとっては一つ一つ自分と向き合う質問だったのです。「えっ、私そんなに髪のこと気にしてなかった…」「きっと世間の皆さんはいろいろヘアカラーを楽しまれてるのだな…」 「もしかして私は頑なに髪は黒めな方がいいと決めつけていたかも‥」などなど、自分の心の固い殻を少しずつ叩いていくようでした。
かなり悩んで応募してみると、なんと候補者に!
髪にカラーを施術させてくれる方の募集アンケート。それも結構明るめのカラーにするとのこと。私にとっては生まれて初めての色合い。「どうしよう…」、パソコンの画面には最終確認のボタン。だいぶ悩みましたが、最終的に参加することを決めました!「当選するかどうかわからないし…」「まぁ押してみよう!」とアンケートを始める前より軽やかな気持ちになっていたことに気づきました。アンケートを終えると何だか清々しい気持ちに。
そしてそのアンケートのことは忘れていた頃。なんと候補者として今の髪の毛の状態を写真で送って欲しいとのこと。私は三脚を使ったり、パートナーに協力してもらいながら髪の毛の写真を撮影し送付しました。自分の後ろからみた髪型、髪色。普段はほとんど見れません。まじまじと写真をみると、思っていたより暗めで重い感じ。「あらら…」髪の量も多く癖毛なので、ますます重い…。またまた自分と向き合うことになりました。
候補者になってからは、ウキウキワクワク!
自分が頑なになっていたのは、髪の色にも表れていたようで、もしカラーをやってもらえるなら自分の心も軽くなりそうだなぁとだんだんワクワクすら出てきたのです。写真を送ってからは、体験したい気持ちでいっぱいでメールを確認するのが楽しみになったくらいです。選考にはたくさんの応募者さんや基準があって、時間が必要だったのでしょう。またまた次第に応募した記憶は薄れていきました。
そして日常を過ごしている中で、何故か髪の毛を明るくしたいという思いが湧き上がってくるたびに、ネットで髪型や髪色を検索したりしている自分がいました。髪が明るくなったら何だか自分が変われそうだとウキウキすらしていました。そんなとき、結果のメールが届きました。なんと、参加できることになりました!!嬉しくてその日がとても待ち遠しかったものです。
自分の中にあった扉が開いたよう
当日明るめの服を着て、初めて訪れた街。そこで施術をしていただきました。シャンプーや会話など、普通に美容院へ行ってる感じだったので、至福な気分になれました。今回は髪の内側だけにカラーをしてもらったのですが、鏡で見せてもらうととても明るい色で思わずニコリとしてしまいました。「今度は全体に明るいカラーをしてみよう!!」何だか自分の中にあった扉が開いたようで、帰り道に歩く自分の一歩一歩が力強く感じたのです。