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張り切らなくても大丈夫!議論参加ではなく意見を伝える!
受賞タイトル
【失敗からの実り賞】張り切るな、勝とうとするな、もっと自然にいけよ初めての私
もくじ
受賞者プロフィール
性別:男性
年齢:27歳
職業:会社員
未既婚:未婚
初めてのインタビューの失敗談
私の初めての参加型調査、それはまさにこのD style webでした。そして結論から申しますと、失敗談です。反面教師にしてください。初めての参加型調査のテーマは「某テーマパークについて」の座談会。19時からの2時間、リモートで行い、参加人数としては司会の人が1人に20代の男性3人、女性2人だ。私はこの参加型調査の日時が決まってからどんな難しいことを聞かれるのかビクビクしていた。なのでこのテーマについて柄にもなく勉強し、最近の時事も頭に入れて臨んだ。やるだけやって臨んだ。
ディスカッションで必ず取り組んでいたこと
簡単に名前、職業、意気込みを語り、そして本題の「某テーマパーク」に切り込んでいく。私はこういうディスカッションで必ずこれをしようと取り組んでいることがある。それは「一番最初に答えるということ」。一番最初に答えると参加している印象を植え付けれること、また最後の方になると自分が考えていた意見が他の人に被る可能性があるためという理由。そのためいろいろな質問に対して一番最初に答えた。
違和感を感じ、発言順番を変えてみると…
しかし途中から違和感を感じる。「あれ?なんかざっくばらんな雰囲気じゃない?」思い返しても、他の人の意見と反対なことは言っていない、そして意見をかぶせてもいなく、むしろ同調するようにしている。ではこの空気は何だろう。少し考えて、試しに1番最初に発言をしないようにしてみた。最初はこれまで1番だったのに言わないのかよみたいな感じで沈黙が流れたもののある女性が意見を述べた。正直その意見は私は検討ついていない回答だった。しかし他の人が続いて発言をしていく内に今までより多種多様な意見が出てくるようになった。
議論の内容を縮めてしまっていたことに気づく
そこで私は理解した。ずっと一番最初に発言していたのがかえって議論を縮めてしまっていたのだ。一番最初に言うことでその議論の内容を縮め、みんなの考えが言えない様になっていたのだ。一人の意見に引っ張られてしまうということもあるのかもしれない。発言を最後のほうにすると議論が最初より盛り上がったような気がする。
またこれは就活のグループディスカッション、いわば勝つような議論ではなく、企業に素人目線からの意見を伝え、それを踏まえて今後の企業の開発や改善というのが目的。最初からこのディスカッションへの臨み方も私は少しはき違えていた。それに気づき私は一番最初に難しく凝り固まったことを言わずに率直に思ったことを言うようにした。最後のほうは企業がどんな意見を求めてるのかなども考える余裕も出てきた。そうすることで実のあるような議論になり、自分自身そういう考えもあるのかと勉強にもなった。
失敗から学んだこと
私はこの失敗おかげでそれからの参加型調査は自然に余裕に、そして実のある議論ができている気がする。先手必勝の勝つ議論ではなく、企業に意見を届けるまさにチームワークの議論。このことは社会人人生を進んでいる内にすごく身に染みる。これからももっと多種多様な意見が出やすいように自分自身も創意工夫を重ねて、今後も参加型調査にて力添えができたらと思っている。