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時間があっという間に過ぎたオンラインインタビュー!
受賞タイトル
【はじめてのオンライン賞】カタルシスの時間
もくじ
受賞者プロフィール
性別:男性
年齢:64歳
職業:無職(定年退職含む)
未既婚:既婚
世間との繋がりは希薄
定年退職した一人暮らしの男である。世間との繋がりは希薄になってしまった。一人であることの自由、起きてから寝るまでの時間を気ままに過ごせる自由、これはこれで悪くないのである。人との繋がりが希薄なのだから寂しい時もあるだろうと思ったが、どうもそうではない。自分が割と人付き合いを面倒くさがる性格であることはこの生活を続けて改めて認識した。もし寂しいなら近所のスーパーでアルバイトすれば良いと思うし、近所の老人会にでも入ればよいと思う。しかしこれが億劫だし、結局今の気ままに過ごせる生活の方が良いと思ってしまうのだ。
オンラインインタビューにようやく応募
D style webはポイ活の暇つぶしくらいの気持ちで始めてみた。会場調査に行った事もあるが、久々の東京見物もできて調査そのものもとても面白かった。マーケティングをやってる人は「こういう事が気になるんだなあ」というのがよくわかる。自分もかつて現役の時にはユーザー調査などをしたことがあるからだ。オンラインインタビューは最近まで応募しなかった。スマホの通信量ではまかなえそうもなかったので。光通信回線おすすめのチラシがポストに投げ込まれていて、それを機に我が家に有線のインターネットが導入されたので、ようやく応募してみようという気持ちになったのだ。
初めてのオンラインインタビューはあっという間
しかしなかなかお誘いが来ない。30件以上申し込んでその間半年が経過する頃にようやくお誘いがかかった。それは膝痛のアプリについてのオンラインインタビューであった。当日は午後4時からというのに朝からワクワクした。考えてみればとても久しぶりの会話なのである。それまでに一度だけ、昔の仲間からオンライン飲み会をやろうとZoomをインストールして昼飲みしたことがあるが、それきりだった。なんだかあまり盛り上がらなかったのだ。途中で回線トラブルがあったりしたせいでもあった。とにかくオンラインインタビューは時間通りに始まった。インタビュアーのお姉さん、私より年上のお爺さん、そしてこのジジイの3人であった。時間は一時間半だったが面白くてあっという間に終わったという感じ。
1時間半が面白かった理由とは?
何故そんなに面白かったかというと、サプリメントに関する日頃の疑問、感想、意見、忠告など自由に述べられたからだ。年上のお爺さんの意見にも触発されてまた新たに自分の意見も生まれた。インタビュアーは聞くことに徹していて、思考の海の上を風まかせに滑らせてくれた。つまり、これは素晴らしいカタルシスの時間だったのである。日ごろ心の中に鬱積している同種の情緒を解放し、それにより快感を得ることだったのである。果たしてそれがどこまでサプリメント開発に役立ったかはわからないが、現役の時に自分が部下のマーケティング担当にアドバイスしたような、なんだか優しい感覚も得られたのである。一時間半が過ぎた時はもっと話したい、繋がっていたいと本当に思った。
次の機会を待ち望む日々
こうして初めてのオンラインインタビューが終わり、しばらくひとりで余韻を味わっていた。その快感が忘れられず、その後も何度もこうしたインタビューに応募しているのだが、残念ながらまだお誘いは来ないのである。早く次の機会が来れば良いなと毎日待っている生活になってしまった。これは困った、でもまあいいか。