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子どもがいても参加できるオンラインインタビューとは?
受賞タイトル
【物置部屋の充実賞】リラックスして話せるオンラインインタビュー
もくじ
受賞者プロフィール
性別:女性
年齢:40歳
職業:会社員
未既婚:既婚
小さい子供がいてもチャンスのあるオンラインインタビュー
一昨年、第一子を出産。慣れない育児に時間も思考も体力も奪われ、正直何をするにも心の余裕が無かった。感染症の流行で世の中のあらゆる事が変わっていることも良くも悪くも実感が薄かったかもしれない。ようやく子どもが1歳過ぎる頃気持ちにゆとりができて、久々にD style webのアンケートを開いてみて、オンライン形式の調査が増えていることを知った。個別インタビューや座談会は都心の調査会場に行くものと思っていたから、乳児がいるうちは無理だと思っていた私には好チャンス!やってみない手はない、とその日からワクワクしながら調査の応募したのだった。
物置部屋で初めてのオンラインインタビュー
最初にオンラインインタビューの案内が届いたのは、1年半の育休を経て復職してしばらく経ってからだった。1歳半の娘は、私が家にいるとわかると泣いて探して回ってしまうので、外出を偽装し一旦玄関でバイバイして夫に娘を託し、いざ物置部屋に隠れてZoom席を構えた。座談会や個別インタビューは経験があったものの、オンラインインタビューは初めて。世の中の人は使いこなしているに違いないが1年半社会から離れていた私はおっかなびっくり、そわそわしながら接続した。
120分なんてあっという間!
時間通りにオンラインインタビューが開始になり、インタビュアーとの会話が始まる。そこで背景にベビーカーや荷物が映り込んでいることに気が付き慌ててよける。ベビーカーが倒れる。更に焦る私。後から知ったが、どうやら背景を映さない設定もできるらしいがそんなことは思いもよらない私はいそいそと荷物をどける。それでも画面向こうのインタビュアーは苛立つこともなく待ってくれた。なんとか荷物をどかして始まるオンラインインタビュー。調査時間は120分。
最初こそ画面に映るマスクをしない自分の顔、髪型が気になってしまったものの、会場ではなく自宅にいるというのはそれだけでリラックスできるようで、いつの間にか自然に話せていた。画面越しだからマスクをせずに話せるのも良い。人と長く話すことも躊躇われる今、1つのテーマで掘り下げながら話すのは楽しいとすら思えた。我が家の懸案事項でもあることがテーマだったこととあり、ついつい前のめり気味で話し込んでしまい、当初長いと思った120分はあっという間にすぎてしまった。
自宅の物置部屋で感じた充実感
仕事でもなく、家事育児でもなく、友人との雑談でもないオンラインインタビュー。色々普段考えられていないことまで考えさせられるので、視野が広がる感覚に駆られる。終わってみるとなんとも言えない充実感で満たされていた。いつもの自宅の物置部屋で充実感に満たさせる不思議な感覚でもあった。