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ポイント稼ぎで貯めるのが好き!寄付で幸せが連鎖とは?
受賞タイトル
【社会貢献賞】自分も誰かもハッピーに
もくじ
受賞者プロフィール
年齢:42歳
性別:女性
職業:会社員
未既婚:既婚
お金は使うより貯める!
子どもの頃からお金は使うより貯めるのが趣味の人間で、お小遣いをもらったら貯金箱にチャリンチャリンと入れて貯まったことを確かめるのが楽しみでした。そんな私は小学2年生から始めたお小遣い帳からはじまって、23歳で一人暮らしを始めてから結婚して現在に至るまで、ずっと家計簿をつけています。お金に関する記録ではありますが、毎月メモ欄に目標や出来事などを記入しているので自分のあゆみを振り返ることのできる日記のようなものです。
そんな私のD style webとの出会いはリーマンショックの影響で冬のボーナスが出ないという非常事態に遭遇し、せめて少しでもお小遣いが稼げないかと探していて友人に教えてもらったのが始まりです。web上でのアンケート回答だけでなく、会場調査やインタビューなど、世の中には自分のこんな体験を聞きたがっている人がいるのか、といつも感心しています。始めた当初は1か月に100ポイントも貯められなかったのですが、少ないポイントでもコツコツと貯めていけば1,000ポイント、2,000ポイントと蓄積されるのがうれしくて、これまで続けてくることができました。
10年間の累計ポイント数は!?
2009年からスタートしたこのポイント数は「ポイント小遣い帳」と名付けて毎月記録し、1年が終わると集計して振り返り、次年度に生かすことにしています。そして今年で10周年になりました。始めた当初は独身でしたが、この10年の間に結婚、出産を経験し、現在は働きながら子供を育てるワーママとして日々過ごしています。通勤電車の中や、仕事の休憩時間にささっとアンケートに答えて日々こつこつポイントを貯めています。
仕事と育児、家事に追われていますが、忙しいからこそ「時間は作るもの」という観念が身につき、空いた時間にさっとサイトを開いてアンケートに答える習慣がつきました。家族には「ポイント小遣い帳はお母さんの趣味だよね」と言われるまでになり、応援しつつ見守ってくれています。
この10年間の累計のポイント数を数えてみたところ、なんと710,262円分。しかしもともと貯めるのが楽しいと思う性分の私。ポイントは集めている時がいちばん楽しく、不思議なことに貯まった分は自分のご褒美に、という思いはすっかり消え失せてしまうのです。では何に使っているかというと、さまざまな課題解決のためにボランティアで取り組んでいる団体に寄付をしています。
アンケートと寄付活動を通じて
このところの自然災害の悲惨さは目を覆いたくなるものが多く、ニュースを見ていて胸が痛みます。とても他人事とは思えないので、「困ったときはお互い様」精神で、自分がいま普通に生活できていることに感謝しつつ、災害現場で救援活動をおこなっている団体に寄付しています。また、わたしがネットで寄付先を探していると、夫と息子が近寄ってきて各自が自分の関心のある分野について「こういう活動をしているところに寄付しよう!」と提案してくれるようになりました。
昆虫大好き、動物好きの息子は、昆虫を紹介するテレビ番組で世界各地で昆虫が減少していることを知り、「虫が生きられる環境を作っている団体に寄付したい」と言い、みんなで探して寄付しました。また夫は建築分野の仕事をしているので、「日本の古民家を守るための取り組みをしている団体にクラウドファンディングしたい」と言い、自ら探してきて教えてくれましたし、首里城の火災のニュースをテレビで見たときは真っ先に「再建のために寄付しようよ」と言ってくれました。
最近はインターネットで気軽に寄付先を検索できますし、クラウドファンディングは途中経過や達成したときの喜びを一緒に共有することが出来てとても楽しいです。こういった団体のニュースレターが自宅に届いて活動内容を知るのも喜びです。
アンケートと寄付活動を通じて、家族それぞれがどんなことに興味をもってどんな世の中になって欲しいと思っているのかよくわかるようになりましたし、社会問題について家族で話し合う機会が増えたと思います。自分がアンケートで答えたことが社会に反映されていくし、そのアンケートで貯まったポイントをまた違う誰かが使って喜んでくれることで世界に「負の連鎖」とは反対の「富の連鎖」がうまれていけばいいなと思っています。