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コンビニコーヒーの座談会が思い出となった理由とは?
受賞タイトル
【驚異のボクちゃん賞】「ボクちゃんの意見は最後に聴くわね」
もくじ
受賞者プロフィール
年齢:55歳
性別:男性
職業:会社員
未既婚:既婚
盛り上がる座談会とは
座談会のテーマとして盛り上がるのは、飲料などの身近なものです。いくつかの座談会を経験させていただきましたが、その中でも強く印象に残っているのは、やはり飲料に関するものです。それに座談会メンバーが、モニターは全員男性で、ファシリテーターが女性というパターンが、いちばん盛り上がるようです。
座談会体験談のエピソードとして紹介するのは、そのような座談会の様子です。その座談会のテーマとしては、コンビニエンスストアのカウンターコーヒーの比較がテーマで、モニターはそれぞれのお気に入りのコンビニコーヒー愛を語ります。わたしはローソンMachi-Cafe派で少数派、他の参加者の大半はセブンイレブンのセブンカフェ派でしたが、それぞれにお気に入りの理由は様々で、注文やコーヒー抽出の裏技など、面白い話も聞くことができました。
ムードメーカー「ボクちゃん」
モニターの中で最年少の20歳代前半のヲタクっぽい男子がいて、各コンビニの相当のヘビーユーザーのようで、コーヒー以外にも弁当やスイーツ・いろいろなキャンペーン・ポイント・決済手段など、「コンビニ王選手権」にも出られそうな蘊蓄を熱く語り、しかも話し出すと止まらない。テーマから脱線してしまうので、ファシリテーターから「ボクちゃんの意見は最後に聴くわね」とたしなめられたりしていましたが、他人の意見にもよく耳を傾けてくれて、各コンビニのイメージを列挙していくところで回答が出尽くしたときに、わたしが「日本の食卓」「清志郎」と追加で回答すると、彼が「あ、それそれ!ずっと夢を見て~♪」と歌いだしたので、場が和みました。
こういうムードメーカーがいるのといないのとでは、主催者側はさておき、参加するモニターの立場としては気がついたら座談会終了時間だったというような楽しさがあります。1対1の個別インタビューにはない、一種の共感のようなものが芽生えますので、謝礼もそれなりに魅力ではありますが、また別のテーマで座談会に参加してみたいという気持ちにさせてくれるものです。
新しいアイデアの行方は…
そして、コンビニカウンターコーヒーの新しいサービスのアイデアを列挙していくところで、その彼から「定額制」というアイデアが出たので、それは面白いというかヘビーユーザーならではの発想だと思って、感心したところです。
座談会から1年以上は経っていると思いますが、知る限りではこの定額制がいまだにどのコンビニでも実現していないように思うのは、何かハードルがあるのかわかりませんが、もったいないと思います。例えば月5,000円でコーヒー飲み放題としても1日にせいぜい2、3杯×平日20日=1杯100円と単価は変わらず、他のコンビニチェーンとの差別化・固定客化につながるということになると思うので、自分ならこのサービスを積極的に利用すると思っただけに、今でもコンビニでカウンターコービーを啜るたびに、その日の座談会を思い出しているのです。