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突然のぎっくり腰!腰痛ベルトの座談会で開発のお手伝い?
受賞タイトル
【180度賞】《しあわせのびっくりベルト》
もくじ
受賞者プロフィール
年齢:58歳
性別:女性
職業:自営業・自由業
未既婚:既婚
突然のぎっくり腰…
今から四年前の夏。一週間後に引っ越しを控えていた朝、私は突然ぎっくり腰になってしまいました。15年くらい前にもなったことがありますが、その時よりも痛みが強烈で動けない状態でした。その日は安静にして翌日整骨院で診てもらうと動かさない方がいいと言われました。引っ越しは日程変更をすると余分なお金がかかるので決行することにしましたが、自分が情けなくてたまりませんでした。遠くに住んでいる仲良しの義姉に泣き言をメールで言ってしまいました。義姉は医療従事者で義兄(旦那さん)も腰の持病があり慣れているので、的確なアドバイスをくれました。
その三日後。義姉から小包が届き開けてみると『腰サポーターベルト』が入っていました。早速巻いてみると、腰が固定されてとても楽です。『仕入値で買えたから代金は気にしないで。無理はダメよ、お大事にね。』の温かいメッセージに涙が溢れました。お陰で引っ越しを無事終えることができて、新居での荷解きはゆっくりとやりました。腰サポーターはもはや体の一部のようで、巻いていないと不安になってくる感覚でした。
ぎっくり腰は急速には回復しませんでしたが、焦らず一日一日を丁寧に暮らしました。それから2ヶ月ほど経って腰サポーターをしなくても大丈夫な状態になりもう使いたくはないけれど、使う日が来るかもしれないのできれいに洗って乾かして仕舞いました。
ぎっくり腰の不幸が幸運へと変わる
D style webには何年も前から参加していて、その頃応募しようとしていたある座談会がありました。アンケートを進んでいくと、腰痛ベルトを使っている、使ったことがある人を対象にしている事がわかりました。仕舞ってあったサポーターを取り出して見て、メーカー・ブランドなどを質問事項に書き込んでいくと最後まで到達できました。申し込みアンケートが終了したときに、私は絶対に座談会に選ばれると確信しました。何故ならば、当時の私の頭の中は8割が腰痛ベルトのことでいっぱいで何でもハキハキ語れたからです。思っていた通りに座談会参加決定のお電話をいただき、座談会の場所を聞いて再び驚きました。私は全然知らなかったのですが、義姉が贈ってくれたサポーターは業界最大手のメーカー製で有名なスポーツ選手たちも多く愛用していました。この偶然が嬉しくて、ぎっくり腰になった不幸もこのときは幸運に変わっていました。
さまざまなキャラが見えて、面白い!
いよいよ座談会当日。ベルトを巻いてくるか持参してください、と言われたので私は巻いていきました(太って見えますが)。都心の高層ビルの高層階の洗練されたオフィスに集められた女性ばかり6人。みなさん、「自分が一番腰が痛い」「こんなに痛い」「だから腰痛ベルトをつけている」「これがないと生活できない!」と主張します。座談会スタートから数分のうちに、6人それぞれの役割が明確になるところが面白いのです。班長みたいな人、お上品な奥さま、ひょうきんな人、愚痴っぽい人、下町のおばちゃん丸出しの人、不思議な雰囲気の人。。。私はここではどういうキャラで行こうかな?どんな風に見えてるかな?と様子を伺っていると女優になった気分で楽しいです。
全員の共通点は「腰が痛い」ということで、その日は他の日よりも結束力が高かったのを覚えています。腰痛ベルトの着け方を見せ合って笑って和やかな座談会はあっという間に終わりました。こんなにもタイミングよく、私が持っている腰痛ベルトの会社に来ることができて開発のお手伝いがほんの少しでもできたことが大きな喜びになりました。
『どんなに曇っていても雲の裏側には光がある』
私が大好きな英語の諺があります。
『どんなに曇っていても雲の裏側には光がある』
どんなにツラい状況にいても必ず良いこともある~~私にとって引っ越し直前のぎっくり腰は曇りでしたけれど、腰痛ベルト座談会が光になりました。だからLife is beautiful.