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説明がうまくなった!?座談会で養われた説明力

説明がうまくなった!?座談会で養われた説明力

受賞タイトル

【金賞】座談会で身についたもの

もくじ

  1. 受賞者プロフィール
  2. 説明がうまい!? 後輩の言葉にビックリ!!
  3. 座談会で感じた不思議な感覚
  4. 「点」から「線」へとする力
  5. 「座談会で身につく説明力!」
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受賞者プロフィール

年齢:34歳
性別:女性
職業:自営業・自由業
未既婚:未婚

説明がうまい!? 後輩の言葉にビックリ!!

「先輩、説明うまいですよね」そう職場の後輩に言われて驚いた。学生時代から説明書・説明会・説明役、とにかく「説明」が付く事柄が苦手で、出来る限りそういった役回りから避けて生きてきた。そんな私が説明上手だと?耳を疑いながら戻ったデスクのPC画面には、嬉しそうにニヤけた自分の顔が映っていた。素直に嬉しかった。

しかしなぜ?という疑問が残る。特に生活や付き合う人間が変わったわけでもなく、特殊な訓練をしたわけでもない。頭を抱えた数分後「あ、もしかして座談会?」と、週末に参加したD style webの座談会を思い出した。
私は仕事の合間や休日にアンケート に回答し、その頃は月に数回座談会に呼ばれるようになっていた。初回こそ緊張したものの、調査の依頼の電話を受けた際に、「忌憚のないご意見を」と言われ肩の力が抜けたのを記憶している。それでも当日になるとドキドキする。しかし集まったのは同世代の女性が多く、もちろん初対面なのだが1人が話し出すと堰を切ったように会話が始まり、座談会が開始する頃にはその場の空気が温まっていた。

座談会で感じた不思議な感覚

私は「座談会っていっても、私は自分が感じたことをそのまま喋ってただけだしなぁ」と少し前に私を褒めちぎった後輩の背中を見ながら考えた。 そして私はあることに気がついた。座談会で感じた不思議な感覚のことだ。

座談会の序盤、簡単な自己紹介や気になっているトレンドなど世間話が進む。そしてテーマについてざっくりとした印象や体験を参加者が順に話していく。ここまではwebアンケートの内容とかなり近く、スラスラとありのままを答えるだけ。中盤、何かしらの新商品やサービスが登場しその場が盛り上がる。ここは非常に楽しく、私が座談会でクセになるポイントだ。まだ市場に出回っていない商品やサービスに触れることができるからだ。さて座談会の3分の1が終わっても私はまだ「おしゃべり気分」である。初対面同士がむしろ心地いいくらいだ。皆ちょどいい距離感で忖度なくテーマについて話しているからだ。

「点」から「線」へとする力

「点」から「線」へとする力

残り数十分になる。司会者がほんの少し気合を入れたように見えた。ここから終盤の「まとめゾーン」に入るのだが、ここが私が感じた不思議な感覚だ。まとまっているのである。テーマについての自分の意見が。「私という人間はこういう生活スタイルをしているから、この商品を愛用し、こんなサービスを求めている」「この参加者グループの共通点は〇〇だから、このサービスの特徴に魅力を強く感じている」「新商品Aは私にとって魅力的ではあるが、価格に見合っていない。なぜなら同価格帯で既に〇〇なサービスが存在しているからだ」と。 もちろん誘導なんてされていない。おしゃべりの中に潜む「点」が、座談会を終える頃には「線」になっているのです。それも自ら。

「座談会で身につく説明力!」

この「決められた時間で自分の意見を述べ、他者の意見を聞き、テーマを中心に意見交換をする」という行為は、物事を「うまく説明する、うまく伝える」スキルをアップしてくれると強く感じた。 「なるほど、知らぬ間に鍛えちゃってたか」とPCに映る私はさらにニヤけた。座談会という体験は、私に説明力と伝える力を与えてくれた。 書店で「伝える力が9割」「質問力と説明力」といった売れてるビジネス本を見るたびに、「座談会で身につく説明力!」と自分でタイトルを作っては今日もニヤついてしまう。

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